仙台大学通信教育指導室メールマガジン 第65号
2024.06.13 THU
通信教育指導室から、こんにちは。この辺で一息いれましょう。
先日、ネット・サーフィン(時代を感じさせる表現!)していて、出会った文章を紹介します。
なかなか味のある いい話なので、紹介します。
こんなステキな話をさりげなくできる先生になりたいですね。
心を打たれた保育士の言葉
月光もりあさんが「心をうたれた保育士の言葉」と題してツイートした漫画に1.8万件を超える「いいね」が集まっています。
娘さんの入園式。
保育園の先生の話には、心に留めておきたい子育てへの思いが込められていました。
慌ただしい日々、月光もりあさんが娘さんの保育園の入園式に参列したときのエピソードです。
参列したパパ・ママたちに向かって話し始めたのは、娘さんの担任となる先生。
「皆さん毎朝…『早く着替えなさい!早く食べなさい!!』って言ってますよね」
大きくうなずくパパ・ママたちに向かって先生が続けたのは
「わかります。私もそうでした」の一言。
てっきり「早く」と言ってはいけないという話かと思いきや、先生が伝えたいことは少しちがっていました。
どうやら子育て経験が豊富な先生。
「私も子ども3人育て上げ、毎日慌ただしい日々を過ごしてきました。小中高と成長するにつれて手がかからなくなりますが、お金がかかります。学費がかかるんです」
親指と人さし指で輪っかをつくり、先生はおちゃめにお金を示す仕草をして見せました。
ここまでは、よく聞く話ですよね。
ところが話のポイントはここからです。
「そして…お金がかからなくなる頃に、子どもは家を出て行きます」
娘さんが巣立った未来を想像して、真顔になる月光もりあさん。
「なんだか…とっても寂しいんですよね。あの慌ただしい日々が…今はものすごく恋しいです」
先生は続けます。
「だから皆さん、日々大変ですが、少しでも優しく接してあげてください。今を大事にしてください。私はその慌ただしい日々を、今ここでまた味わうことができて幸せです」
先生の話から感じ取れる経験と優しさ、愛情の深さは、月光もりあさんも思わず「優勝でした」とコメントをつけるほど。
言葉の端々から、子どもたちだけでなく、パパ・ママたちへの愛情や応援の気持ちまで伝わってきますね。
月光もりあさんにお話をうかがいました。
話を聞いてうるうるした保育士さんのお話、しみじみと心打たれる内容でした。
このお話を聞いたときのお気持ちをお聞かせください。
「ふと、自分の娘の巣立っていく光景が目に浮かびうるうるしたのと、自分の娘のお世話を幸せに感じてくれる先生ってなんて素晴らしいんだ!と思いました。当たりの先生だ!と」
自分の大切な子どもを預けるとなれば、少なからず不安はつきものですよね。
こんな話をしてくれる先生なら、安心してお願いできそうです。
娘さんの朝の支度エピソード中にあった「皆さん毎朝…『早く着替えなさい!早く食べなさい!!』って言ってますよね」という先生の言葉。
月光もりあさんも「早く」と言ってしまうことはあるのかを尋ねると「めちゃくちゃ言います(笑)」との答えが。
幼い子どもの場合、どうしても1つ1つの行動に時間がかかってしまいますよね。
「どれだけ早起きしてもいつもバタバタしてしまいます(汗)」
毎朝、お疲れ様です!
● 先生の話を聞いて変わったこと
保育士さんのお話を聞いて、何か変わったことはありましたか。
「イライラする場面でも、あの話を聞いて浮かんだ景色を思い出しますし、今まで以上に子育ての時間を大切にしています。この慌ただしさも今しかないんだと噛み締めています」
いつか終わりが来るものだと思うと、慌ただしいことすら尊いもののように感じますよね。
子育て中は楽しいことばかりではなくイライラすることもありますよね。しかし、それも必ず終わりが来ると教えてくれた先生のお話。
子どもとすごす一瞬一瞬を大切にすごしていきたいですね。
以上、月光もりあさんのWEBサイトから紹介させていただきました。
自分の悩みや失敗を先生に共感的に受けとめてもらうだけで、子どもたちは「次も頑張ろう」と、前向きな気持ちになるものです。
「共感的理解」、心がけたいですね。
月光もりあ(公式)さんの「心をうたれた 保育士の言葉」(2023.04.12)は こちら から